オリーブ油

オリーブの果実を圧搾して得られるオイル。
淡黄色〜淡緑黄色油脂で、わずかに特有なにおいがある。
皮膚の脂肪酸に近いオレイン酸が多く、肌に浸透しやすい天然の柔軟剤。
酸化しにくく、良質の石けんの原料として使用されるほか、皮膚に柔軟さや潤いを与えるので、各種クリーム、マッサージオイル、頭髪油、サンオイルなどに使用される。
※圧搾後精製処理を行っていない「バージンオリーブオイル」、それを精製した「精製オリーブオイル」、さらに溶剤抽出した「ポマスオリーブオイル」があり、「エキストラバージンオリーブオイル」は最上グレードとされる。
地中海沿岸地方に原産するモクセイ科常緑小喬木であるオリーブの果実より得られる油で、オレイン酸を多く含む。食用、化粧料、医薬用と幅広く使われる。

オリーブ油のなかでも最高級品が、エキストラバージンオリーブオイルであり、オリーブの実から機械的に加圧して絞った、一番絞りともいえるオリーブ油のうち、酸度が1%以下のものをいう。残った部分は精製する。ピュアオリーブオイルは、精製油とバージン油を混合したものである。オリーブ油に期待されるのは、エモリエント効果。不乾性油なので、皮膚にサラッとした膜をつくりやすい。クレンジングオイルやボディーマッサージ、あるいはアロマテラピーのキャリアオイルとしても多用される。