2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

二酸化炭素

二酸化炭素(炭酸ガス)は、空気中に含まれる気体であり、通常は糖分や脂肪などが代謝したあとの老廃物として、肺で酸素とガス交換される。化粧品用の素材としてはいろいろな場所に使われている。二酸化炭素が使われているところは、まず、ヘアスプレーなど…

内臓脂肪

内臓脂肪とは内臓の周りについている脂肪のことで、皮下脂肪よりも悪性のものであると考えられている。内臓脂肪は、過剰に蓄積すると「内臓脂肪症候群」と呼ばれる状態になり、やがて動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞に発展する可能性がある。極端なダイエッ…

トレハロース

トレハロースとは、昆虫や酵母などが体内にもっているブドウ糖と同じような糖の一種で、菓子・食品・化粧品・入浴剤・園芸資材などの原料に使われる。トレハロースは、生物が乾燥やストレスや老化など過酷な環境に対して抵抗するために、細胞を整えて維持す…

デオドラント

デオドラントとは細菌の繁殖を抑えるなどして、体臭の臭いを抑えたり、脱臭・消臭することを言う。デオドラントとは、不快な臭いを元から分解し、根絶する働きを意味し、バクテリアの増殖を抑えるなどして、体臭その他の悪臭を防ぐことである。デオドラント…

月見草油

月見草油とは、ツキミソウまたはその同属植物の種子から得られる液状の油で、多価不飽和脂肪酸(リノール酸、rリノレン酸,αリノレン酸)を豊富に含む。別名:イブニングプリムローズ。月見草そのものは、古くから有用植物として知られており、月見草油は、…

中性脂肪

中性脂肪とは、脂肪として体内に貯えられた余ったエネルギー源のことをさし、一般に肥満予備軍を判断する基準となる。中性脂肪は、人間の長い環境対応のなかで、食糧不足に備え人間の体がエネルギーの貯蔵庫として体に蓄えられた遺伝的なものである。現在の…

タンニン

タンニンとは、ある程度高等なほとんどの植物にふくまれるポリフェノールの総称である。タンニンはお茶に入っている成分として有名だが、タンニンは化学物質ではなく、植物のほとんどに含まれるポリフェノールを総称してタンニンと呼んでいる。タンニンは古…

ソルビトール

ソルビトールとは、広く植物界に分布し海藻類、柑橘類やバラ科の果物(リンゴ、プラムなど)に含まれる天然の甘味料である。別名:ソルビット。ソルビトールは、一般にはブドウ糖から合成され、砂糖の約60%の甘さをもつ。口中で溶解する際に周囲から熱をう…

センナ

センナとはハーブの一種で、腸内の解毒と排泄作用を増進し、消化管の蠕動を活性化すると言われているアフリカ原産の植物である。センナは、古くから下剤として使われており、紀元前のエジプトの医学書にはヒマシ、アロエとともに下剤として記載されている。…

スピルリナ

スピルリナとは、アミノ酸を多く含み、特殊な環境で育った栄養豊富かつ栄養バランスのよい緑色らせん状藻類の一種。スピルリナは、生活習慣病(糖尿病、肝臓病、高血圧、動脈硬化等)リウマチ、心臓病、腎臓病、脳卒中、ガンなどに対する効果が明らかになっ…

システイン

システインとは、毛髪や爪、角質中などに存在する、イオウを含むアミノ酸である。システインは、皮膚のケラチン質に存在し、爪・肌・髪の主要構成要素となっている。また、皮膚コラーゲンの生成を助け、弾力を持たせキメを細かくする働きがある。システイン…

サラシア

サラシアは、糖分の吸収抑制効果があるとして研究が進められているツル植物。サラシア・オブランガともいう。サラシアは、スリランカや南インドなど、亜熱帯地域に自生するツル植物で、血糖値の上昇を抑えるサラシノールを含み、糖尿病予防に効果があるとさ…

コンドロイチン

コンドロイチンとは鮫軟骨エキスのことで、血管から運ばれてくる栄養分や水分を貯え、それを細胞に供給して体内の老廃物を運び出し、新陳代謝を活発したり、細胞の1つ1つを互いに結び付け、細胞の老化を防ぐ役割をしている。コンドロイチンは、ガンの作り出…

ゲルマニウム

ゲルマニウムとは、化学元素のひとつで人体の治癒力を高めるといわれている物質である。ゲルマニウムには、細胞内の電流バランスを整える作用があり、血液をサラサラにして血行をよくする効果がある。抗酸化作用があり、免疫力を高める。ゲルマニウムが不足…

グリセリン

グリセリンとは、アルコールの一種で、体内の酵素により砂糖と同じように分解される。グリセリンはヤシ油やパーム油などの油脂のけん化分解で得られ、今日では医薬品や食品、化粧品に欠かせない素材となっている。グリセリンは透明のとろりとした液体で、肌…

キトサン

キトサンとは、カニの甲羅に含まれるキチンといわれる食物繊維を化学処理したものである。キトサンの有用性については、血圧、コレステロールの調整、免疫力の向上、食物繊維としての働きで、腸内有用菌を増殖、自律神経の調節などがこれまでに確認されてい…

海洋深層水

海洋深層水とは、深海すなわち陸棚外縁部以深にある海水の総称のことである。海洋深層水は清浄性、低温性、富栄養性、熟成性といった特徴をもつ。いま海洋深層水ブームが起こり、飲料水や化粧品に多く使用されている。その特性から、化粧品だけではなく、飲…

温熱療法

温熱療法とは、身体や患部を温めることによって免疫力を高め、自然治癒を促すための治療法で主として専用の温熱治療器を用いる。温熱療法は、血行不良からくる体の冷えのために、肩こりや腰痛に悩まされる人達をはじめ、高度な治療ではガンや難病の治療(ハ…

エストロゲン

エストロゲンとは女性ホルモンのひとつで「卵胞ホルモン」とも呼ばれるものである。エストロゲンは排卵の準備をするホルモンで、生理の終わりごろから排卵前にかけて分泌が高まる。40代半ば頃から分泌が急激に減少しはじめ、うつやイライラ、不眠、倦怠感な…

ウォーキング

ウォーキングとは、歩くことを主体とした健康法である。血糖値、コレステロール値が下がるなどの効果が期待される。歩くことは人間の体にとっても美容にとっても大事。運動不足になりがちな現代人にとって、脂肪の燃焼やセルライトの解消には道具の要らない…

医薬部外品

医薬部外品とは、人体に対する作用は緩やかだが、比較的弱い薬効成分を含む化粧品などの製品のことをいい、薬事法という法律で定義される。具体的には、口臭体臭を防止する外用剤、アセモやタダレなどを防止するタルカムパウダーなどの散布剤、発毛促進育毛…

αリポ酸

αリポ酸とは、別名チオクト酸とも呼ばれている成分で、2個のイオウ原子を持つジスルフィドです。αリポ酸は、自然に存在する強力な抗酸化剤であると同時に、解糖及びグルコースのエネルギー変換に関する酵素のコファクターとしても機能しています。 αリポ酸…

わかめ

わかめは、β−カロチン、カルシウム、カリウム、ヨード、食物繊維などの栄養成分を含んでいる。 わかめの特有のぬめりは、食物繊維のアルギン酸というもので、胃の中に入って胃酸の作用でカリウムを放出する働きがある。その後、アルギン酸は、小腸でナトリウ…

ローズマリー

ローズマリーとは、しそ科の植物で、そのハーブはフレッシュで、クリアで、すっきりとした香りのする香りをもち、肉の鮮度を長持ちさせる効果があるので、肉料理によく使われる。ローズマリーはエッセンシャルオイルとしても用いられる。その効果は肌を強化…