2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ラクトフェリン

ラクトフェリンは1939年にヨーロッパの学者によって、牛乳から発見されたタンパク質で、赤い色をしていたことから"赤いタンパク質"と呼ばれていました。 ラクトフェリンは熱に弱いため、加熱殺菌される市販の牛乳ではほとんどが壊れて、ごく微量しか残ってい…

ヨウ素

ヨウ素とは、工業製品としてはヨードとも呼ばれ、デンプンと反応して紫色に色が変わるヨウ素−デンプン反応や、昆布などの海藻に含まれている栄養分としても良く知られる元素。ヨウ素は元素であるため化学合成して製造することができず、ヨウ素を含有する資源…

ユビキノン

体内で抗酸化や栄養素のエネルギー化を助ける働きをする物質である。 ミトコンドリア内膜や原核生物の細胞膜に存在する電子伝達体の1つであり、電子伝達系において呼吸鎖複合体IとIIIの電子の仲介を果たしている。ベンゾキノン(単にキノンでも良い)の誘導…

薬事法(ヤクジホウ)

薬事法とは、医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療用具の品質、有効性および安全性の確保のために必要な規制を行うとともに、医療上特にその必要性が高い医薬品および医療用具の研究開発促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ること…

モロヘイヤ

エジプト原産で、カルシウムや鉄・カロテン・ビタミンB、Cなどを多く含む、栄養価の高い緑黄色野菜です。アラブでは古代より食用にされて「王様の野菜」とも呼ばれ、世紀の美女・クレオパトラも常食していたと言われています。 水溶性・不溶性の食物繊維は…

メリロート

ヨーロッパからアジアにかけて広く分布しているマメ科の植物である。メリロートのエキスが、セルライトやむくみのたまりやすい下半身向けダイエットに効果があるといわれている。メリロートエキスの有効成分は、クマリンという香料であるが、クマリンには血…

無酸素運動

瞬発力に優れた白筋を用いた運動のことで、スクワットなどに代表されるような比較的激しい運動のことを指す。無酸素運動は、十分に酸素を取り入れながら行う有酸素運動(マラソン、ウォーキングなど)とは対照的に、筋肉内に存在するATP(アデノシン三リン酸…

ミネラル

たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び、5大栄養素のひとつで体の機能の維持や調整に不可欠な微量栄養素です。 ビタミンと違うところは、ビタミンは元素から作られる有機化合物ですが、ミネラルは元素そのものです。 地球上には約100種類の元素があり…

マスカラ

まつげに塗布してまつげを濃く長くみせ、目の印象を強める目的で用いられるアイメイクアップ化粧品である。 元々は睫毛を黒く太く強調して目元の魅力を上げる為のワックス状のものだったが、今では気分に応じて色を変えられるカラーマスカラや、キラキラ輝く…

ポリフェノール

ポリフェノールとは、ほとんどの植物に含まれている色素や渋み・苦みの成分のことで、約5000種類以上もあると言われている。ポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、老化の原因と言われる活性酸素を除去する働きがある。 ポリフェノールの効能としては、…

ペプチド

2個以上のアミノ酸が結合して出来た化合物の総称で、タンパク質の分解過程で生じる物質のことである。アミノ酸が2個結合したものが「ジペプチド」、3個結合したものが「トリペプチド」、 4個結合したものが「テトラペプチド」、5〜10個結合したものが…

フラボノイド

フラボノイドとは、植物に含まれる色素成分の総称でポリフェノールを分類した際の1つのカテゴリーで、ポリフェノールの中で最も重要な成分である。フラボノイドは、大豆に含まれるイソフラボンや、ベリー系の果実に含まれるアントシアニン、お茶に含まれるカ…

ヒアルロン酸

非常に保水量の多いムコ多糖類の一種。ムコ多糖類は細胞と細胞の間を埋めている組織のこと。コンドロイチンと密接に関わり合いながら同じ働きを持つ。 保水力が強いため、細胞外液の水分調整や間接の潤滑剤、血液中の水分量を増やすなどの働きがある。人間の…

肌年齢

肌年齢とは、肌のハリやしわ、痛み具合を現す年齢で、スキンケアの目安になるものである。肌年齢は、肌の老化具合を表す指標で、実際の年齢とは関係なく決定される。もちろん肌年齢が若いほど、肌に張りがあったり、しわのないスベスベの肌であったりするの…

ノコギリヤシ

ノコギリヤシは、アメリカ南部に広く分布する低木のヤシです。古くからインディアンが強壮剤として使い、ヨーロッパでは19世紀初頭から民間伝承の強壮植物として珍重されてきました。 医薬品として使用されています。 ノコギリヤシに含まれているオクタサ…

ネイルチップ

ネイルチップとは、プラスチック製の爪の形をしたチップで作った着脱可能なものを一般的に「ネイルチップ」と呼ぶ。爪の形や大きさには個人差が大きく、市販のチップがフィットする人はほとんどいない。少し大きめのチップを入手して、端の厚みや根元のカー…

ヌーブラ

素材の粘着性と弾力性を利用して、従来のブラジャーからストラップやベルト、ホックなどの余計なものを一切つけない、擬似的な胸になるブラジャーのことである。ヌーブラの素材は、豊胸手術などで体内にいれてもほとんど害にならないシリコンでできており、…

乳酸菌

乳酸菌とは糖を分解して乳酸を生産することによってエネルギーをつくる細菌の総称で多くの種類があります。 その中でもビフィズス菌とアシドフィルス菌が主に有用です。 通常、ビフィズス菌は大腸に、アシドフィルス菌は小腸に分布している善玉細菌です。 通…

ナットウキナーゼ

納豆のネバネバに含まれている納豆菌が作り出す酵素のひとつ。他の大豆食品にはない納豆特有のもの。 納豆菌は生きたまま腸まで届いて腸内の善玉菌を活性化させるため、整腸作用や有害物質を排出する働きがある。そのため、便秘改善や肝臓にも良いとされる。…

特定保健用食品(トクホ,特保)

特定保健用食品は身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含んでいて、「お腹の調子を整える」など、特定の保健の目的が期待できることを表示できる食品です。 このような、「保健の用途」を表示するには、個別に生理的機能や特定の保健機能を示す…

低分子ヒアルロン酸

本来大きいヒアルロン酸の分子量を小さくし体内に吸収しやすくしたものです。 通常ヒアルロン酸の分子量は100万〜800万ですが、人間の皮膚は通常分子量が3000程度を超えると浸透しにくくなります。 そのため肌の表面からヒアルロン酸を吸収させる化粧品など…

ツバキオイル

椿油(カメリアオイル)は、古くから日本女性に親しまれてきたオイルです。女性の髪を美しく保つオイルとして、主にヘアケアなどに使われてきました。リンスに少し混ぜたり、ドライヤー前の髪に少しなじませたりすると、髪にツヤと落ち着きを与えてくれます…

チャーガ

学名:Inonotus Obliquus/Fuscoporia Obiliqua 日本名:カバノアナタケ(樺孔茸・樺穴茸) ロシア名:チャーガ(Chaga/Charga/ЧАГА) 白樺の幹に生えるのが特徴で、白樺茸とも呼ばれています。サビアナタケ属で、タバコウロコタケ科、キコブタケ科、サビアナ…

たんぱく質

三大栄養素のひとつであるたんぱく質は、アミノ酸の集合体でその組み合わせによって、筋肉、皮膚、血液、骨、酵素、髪の毛などを構成しています。 たとえば、筋肉や内臓などの構成成分であり、皮膚の色やお酒に強いか弱いかなどの性質を決めているのもたんぱ…

そばかす

「そばかす」は、医学的には「雀卵斑」といい、顔や背中・胸元など日光(紫外線)のあたる場所に、大きくて小豆大の円形状の淡褐色の炎症症状のない色素斑です。 「そばかす」は遺伝性を持っている症状です。主に思春期以降から目立ち始めます。皮膚組織の中…

セラミド

皮膚の角質層の細胞と細胞の間にある水気を含む接着剤ともいえる脂質である。セラミドには、乾燥やほこりなどの外敵から皮膚を守り、表皮の健康を保つバリアの役目をはたす。肌の保湿に重要な成分であるので、年齢と共にセラミドは少しずつ失われていくと、…

スクワレン

深海鮫の肝臓に含まれている肝油成分のこと。中でもアイザメの肝は、80%近くのスクワレンが含まれている。 スクワレンには、まだまだ解明されていないことは多いものの、酸素供給能力に優れているとされている。そのため、体内臓器の機能を高め、健康維持に…

食品添加物

食品衛生法で「食品添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。」と定義されている。食品添加物は化学的合成品、天然添加物にかかわらず、厚生労働大臣が指…

サメ軟骨

鮫の骨は70%が軟骨で出来ており、鮫の軟骨には、特殊なタンパク質が他の一般の軟骨に比べ1,000倍以上も含まれていると言われています。鮫の軟骨は、その特殊なたんぱく質とムコ多糖類・カルシウムで形成されています。 鮫軟骨(サメナンコツ)の主な成分は…

コラーゲン

たんぱく質の一種で、身体の皮膚や筋肉・内臓・骨・関節・目・髪等あらゆる全身の組織に含まれており、主にそれらの細胞をつなぎとめる働きをしています。 体内には体重の約16%(体重60kgの人で約10kg)のタンパク質がありますが、その約30%がコラーゲン(…