ゆず

ゆずは、主として果汁を食用にするものだが、実や皮に含まれる精油成分に美容効果があり、入浴剤として冬には血液循環などを促す。

ゆずの皮に含まれるピネン、シトラールなどの精油成分が、血行を良くし身体を温める。ゆずの種にも特有の精油成分があり、肌の炎症をしずめ、細菌の増加を抑える。種のまわりのペクチン質には保湿作用もあるため、化粧水にも使われることがある。もちろん普通に食べても豊富なビタミンCによって美白効果、肌荒れ予防など期待できる。ゆずの香りにはリラクゼーション効果がある。ゆず皮は入浴剤になり、ゆずの爽やかな芳香が心身の疲れを癒してくれる。無農薬のゆずなら、精油成分が豊富な皮を削って、豆腐や魚にかけると臭みが抑えられる。