内臓脂肪

内臓脂肪とは内臓の周りについている脂肪のことで、皮下脂肪よりも悪性のものであると考えられている。

内臓脂肪は、過剰に蓄積すると「内臓脂肪症候群」と呼ばれる状態になり、やがて動脈硬化による脳卒中心筋梗塞に発展する可能性がある。極端なダイエットをすると、女性ホルモンの分泌をコントロールする脳の視床下部の働きがマヒし、エストロゲンが減少して内臓脂肪がつきやすくなる。また、そんなダイエットを中断してリバウンドしてしまった時の脂肪は内臓脂肪として溜まっている可能性が高い。また、アルコールの過剰摂取や不規則な生活から肝臓に脂肪がついている若い人が増えていて、放置していると肝硬変になる恐れもある。