たんぱく質

三大栄養素のひとつであるたんぱく質は、アミノ酸の集合体でその組み合わせによって、筋肉、皮膚、血液、骨、酵素、髪の毛などを構成しています。
たとえば、筋肉や内臓などの構成成分であり、皮膚の色やお酒に強いか弱いかなどの性質を決めているのもたんぱく質です。
化学的に見ると、多くのアミノ酸が鎖状につながっているものがたんぱく質
たんぱく質は体内に入ると、消化されて一旦アミノ酸に分解され、それから再び、骨や筋肉、血液など、体内の様々な部分を作る働きをするのに適した、様々な種類のたんぱく質に作りかえられます。これは、タンパク質の種類によって働き方が違うからです。
たんぱく質は体重の約1/5をしめ、1gあたり4kcalのエネルギーを持っています。
ちなみに、たんぱく質を英語では「プロテイン」といいますが、これはギリシャ語で「第一」という意味の言葉から生まれたものです。