チャーガ

学名:Inonotus Obliquus/Fuscoporia Obiliqua
日本名:カバノアナタケ(樺孔茸・樺穴茸)
ロシア名:チャーガ(Chaga/Charga/ЧАГА)
白樺の幹に生えるのが特徴で、白樺茸とも呼ばれています。

サビアナタケ属で、タバコウロコタケ科、キコブタケ科、サビアナタケ属で、タバコウロコタケ科、キコブタケ科、サルノコシカケ科(今ではマンネンタケ科という)と近縁に関係し、北海道東部の一部、極寒地帯のロシア・北欧の山林中で自生している白樺やカンバの古木の幹に寄生し、その樹液を栄養源とし数十年もかけて大きく生育します。

チャ−ガは、極寒-20℃以下のの地で白樺に寄生するキノコ。それだけ生命力の強いキノコとも言えます。

チャーガカバノアナタケ)の子実体は、一般的に見られるキノコの傘を形成せず、樹皮の下に薄く平たく広がっています。寄生された木の樹皮の下には、細長いレピューシカ(平たい円形状の食べ物)状のキノコの褐色果実体ができ、また樹皮の表面では実を結ばないキノコ形成体が繁殖します。

カバノアナタケの子実体は、一般的に見られるキノコの傘を形成せず、樹皮の下に薄く平たく広がっています。寄生された木の樹皮の下には、細長いレピューシカ(平たい円形状の食べ物)状のキノコの褐色果実体ができ、また樹皮の表面では実を結ばないキノコ形成体が繁殖します。

カバノアナタケの表面は黒色で、そのコブが幹についているところでは、比較的柔らかい、明るい色をしています。その外層の下部には、粒状の褐色の組織が合って、これがカバノアナタケの主要部分を作っています。

カバノアナタケは、まれにカワラハン、ヤマトネリコ、ニレに木などにも寄生しますが、主にカバノキ類の幹に寄生して育ちます。そして、注目されるのが寄生した木を枯らしてしまうことで、このため、カバノアナタケは「ガンのようなキノコ」といわれることもあります。

見方によっては、それほど生命力の強いキノコといえるのです。