ナットウキナーゼ

納豆のネバネバに含まれている納豆菌が作り出す酵素のひとつ。他の大豆食品にはない納豆特有のもの。
納豆菌は生きたまま腸まで届いて腸内の善玉菌を活性化させるため、整腸作用や有害物質を排出する働きがある。そのため、便秘改善や肝臓にも良いとされる。
血液中の血栓を溶かす作用・血栓をできにくくする作用があります。血栓とは、血液中にできる血の塊で、血管を詰まらせる原因になります。最近、「エコノミークラス症候群」の話題で改めて注目されました。血管が詰まると脳梗塞心筋梗塞など身体にさまざまな障害を引き起こします。
ナットウキナーゼは血液が固まらないように作用するため、これらの病気の予防に役立ちます。また、強い抗菌作用と免疫力を向上させる働きがあることから、感染症予防やガン抑制作用もあると期待されている。
ただし、ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱調理した場合はナットウキナーゼの効果を得ることはできない。