ヒアルロン酸

非常に保水量の多いムコ多糖類の一種。ムコ多糖類は細胞と細胞の間を埋めている組織のこと。コンドロイチンと密接に関わり合いながら同じ働きを持つ。
保水力が強いため、細胞外液の水分調整や間接の潤滑剤、血液中の水分量を増やすなどの働きがある。人間の皮膚の中に存在し、水分を保って肌の乾燥や荒れを防ぐ役割をしている。

ヒアルロン酸は、関節液、関節軟骨などにも含まれ、骨と骨の間の滑りをよくし、クッションとしての働きなど、関節の動きを良くする役割をしている。
最近の研究では細胞が壊された時や強い炎症が起こった時に細胞を修復する機能があると言われている。実際のヒアルロン酸はネバネバした液状の物質であり、分子量が大きいものはゼリー状。ヒアルロン酸は加齢とともに減少する。
ドリンクのサプリメントや化粧水、スキンクリーム、入浴剤なども販売されている。ヒアルロン酸を多く含むフカヒレスープや鳥の手羽などの食品を要チェック。